2001.5.5
LDの現状 昨年、三社あったLDメーカーの内一社が撤退し、残り二社となりました。すでに店頭からLDが姿を消してから久しく、SONYは完全にLDから手を引くことを発表し、LDプレイヤーはおろかAVアンプにLD用の入力端子すら付けない有様です。今では事実上LDプレイヤーはPioneer製しかありません。
ちょっとネット上で検索してみましたが、競合メーカーがなくなったせいか、定価で売られているような感じです。
さて、私が持っているのはDVL-909というDVL-919の前の機種で、はっきり言ってLDの画質は良くありません。Y/C分離が甘いからです。これは919でも変わらないようです。価格が5万円ほど違うLD-S9とLD-H9ですが、画質は専用機であるS9の方が良いようです。これから先、LDプレイヤーの技術革新が進むことは考えにくいので、お金があるならHLD-X9を買うのが無難でしょう。Y/C分離もそうですが、基本的にLDはアナログなので、値段の高い物ほど優秀な傾向が強いからです。 ところでコンパチ機には注意点があります。それはDVD再生時、慎重にディスクを設置しないと「食われる」危険性があることです。私は買ったばかりの「メンフィスベル」の中心部分に大きな傷が付いた事があります。もちろんソフトはパァでした。 絶対的性能で選ぶなら HLD-X9です。値段に見合った性能でしょう。 予算がないなら LD-S9です。 あえてコンパチ機なら DVL-H9です。お金があるならDVL-919は止めた方がいいでしょう。 |