- 1999年9月9日（木曜日） 曇り
- 人は何のために生きておるのか。仕事のためか。己が快楽のためか。ただ生きて死んでいくのか。何のために金にもならず、しんどい仕事をするのか。達成感のためか。プロであるということの証明のためか。我々はどこからきたのか。どこへ行くのか。汝は何者なりや。生きることが苦痛であるというなら、なぜに人は生きているのか。年輪を経るのは並大抵のことでは無いというなら、その代償に受け取った物は何なのか。
1999年9月8日（水曜日） 曇り時々雨 - ミト２の録画を見た。２０年前ならともかく、今時、勧進帳を何割の人が知っているのかなあ。げ、剣でガスをかき混ぜて陸が出来るたあ国造り神話ですか。はあそうですか、さいですか。しかし宇宙創生の神に対して民草の心を知れつうのはちと無理があるなぁ。
1999年9月7日（火曜日） 曇り時々雨 - 不可思議な現象があった。つ〜か最近の無理がたたったんだろうね。しかしまあ一回倒れておくとしばらくは持つもんだから、何とか３週間がんばってみましょう。女工哀史よりゃましだろうて。
今朝方から移動時間などに北村薫の「スキップ」を読んでいる。あいかわらず上手い。ほんまに男かいなと思うが、文章といいキャラといい、よく考えれば男性作家の物に間違いはない。まぁ繊細なんだね。ところで、この作品では１７才から４２才の自分へいきなりスキップした女性が主人公であるが、２５年の空白に驚く前に、いま現国という教科がないことに驚いた。いぃ！？ワシが高校生やったのってほんの１２年ばかし前（うぅっっ、えらい昔や）やど。ところで本文中に、「これがイモウトコントロール」という台詞があったが我々が現役学生だった頃、イモートコントロールとは「紅いボタン押して、次に上のボタンで時刻を合わせて・・・」がイモートコントロールで、「Ｘ時Ｘ分からのＸＸ録画しといてや」がインテリジェンスドイモートコントロール。弟に「テープひっくり返してくれ」がオトートリバースと呼ばれていた。１５年前、奈良は大和郡山での話である。そういや最近インテリジェンスドリモートコントロールって単語は聞かないなあ。
またやってしまった。現在午前３時過ぎ、「スキップ」読了。読後感の豊かな作品だった。失われた２５年ははたして惜しいものなのか。そもそも希有な体験を得るということが、幸運・・いや違うな・・・。うんまあなんつうか主観と客観というか人間というのはつくづく愛すべき、そして面白い存在なのですなあ。ところで、この作品中に登場する娘さんに一言。「仮面ライダー」は１９７０年代の作品。狙いは悪くなかったがウルトラマン、ウルトラセブンは’６７以前だからそっちの方が良かった。そ〜か、白黒テレビか〜。私が生まれた頃にはまだカラー放送の方が希だったろうけど、物心付いた頃には白黒放送は無かったなあ。
1999年9月6日（月曜日） 曇り時々雨 - 朝、ジョン・レノンに酷似したサラリーマンを見た。
ど〜でもいいが仕事を受けるつもりはないという裏情報が取れているソフトハウスに半日も掛けて仕様を説明するのは、たいがい時間の無駄だし精神的にもむなしい。
1999年9月5日（日曜日） 雨 - 眠り病にかかっている。休日はほとんど寝ている。思うに、クーラーに体力を奪われているのだろう。思わずトライガンを単行本未掲載分まで読み返してしまった。
1999年9月4日（土曜日） 雨 - たった今、ターボ湯切りのカップ焼きそばを流しに流してしまった。頭に血が上った。ソースの匂いが食欲をそそり、私の理性を失わせる。空腹は人を凶暴にさせる。
1999年9月3日（金曜日） 曇り時々雨 - 多少しんどい一週間だった。１３時間労働を五日間。これで残業が付けば多少はストレスも晴れようと言うものだが(笑)。
1999年9月1日（水曜日） 雨 - ついにＧ４マシンが発表された。う〜ん、とんでもないスペックだが、ｉＭａｃ以上の性能があっても３Ｄをしない私にはあまり意味がないしなあ。それにしても４００ＭＨｚのローエンドは安い。本体だけとはいえ1,599ドル、ｉＢｏｏｋとたいして変わらん値段じゃないか。しかしデザインはいいがヒートシンクがやたらとでかい。めちゃくちゃ熱かったりして。
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